大学リーグ戦の思い出
5月12日の練習に、東日本大学リーグ戦を控えた立教大学レスリング部が練習に来てくれました。
東日本の大学のレスリング部にとって東日本大学リーグ戦は団体戦としてとても重要な大会です。もう四半世紀以上も前のことですが、私が在学していた当時、立教大学は2部に属していました。
私は、大学2年まで団体戦のレギュラーメンバーには選ばれず、対戦相手によってときどき試合に出させてもらえるという状況でした。
初めてレギュラーメンバーとして62キロ級で選手登録されたのは3年の時でした。当時2部はA/Bブロックに分かれて、リーグ戦を行い、各ブロックの1位、2位…がそれぞれ対戦して順位を決定するという方式でした。当時の我がチームは、同級生や下級生に高校時代県代表や地区優勝を経験した選手がいて、1部昇格の期待のかかったリーグ戦でした。
リーグ戦では、東北学院大学とブロック1位を争う展開の中、この東北学院大学との直接対決で、私が62キロ級で負けてしまったため、団体戦は3対4の敗戦という結果となり、1部昇格の夢は潰えました。このときは、悔しいというよりも、自分の不甲斐なさに何とも言えない情けなさを味わいました。
その後、4年のときには、団体戦で62キロ級に登録されることはなく、選手のいなかった80キロ以上の階級(実際に試合をすれば勝機は低いが、対戦相手によっては不戦勝で1勝を稼げる可能性のある「捨て駒」として)での登録でした。
大学時代、団体戦で62キロ級として出場したのは、現役として最後の試合となる同志社大学との定期戦でしたが、このときは、公式戦ではなく、勝敗に関係のない「前座」としての試合だったと記憶しています。
今年の立教大学は、全階級に選手を揃えた充実のチーム編成なので、ぜひ悲願の1部昇格を果たして欲しいと思います。
私自身は、自分の負けでチームの夢を潰してしまったという負い目があってなかなか胸を張って「立教大OB」を名乗ることには未だに抵抗がありますが、後輩たちにはぜひ頑張って欲しいと思います。
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