11月13日(日)上武洋次郎杯邑楽町少年少女レスリング大会
群馬県邑楽町の邑楽町民体育館にて第12回上武洋次郎杯邑楽町少年少女レスリング大会が開催され、山中道場から9名の選手が参加しました。
増岡 柚人(小学1~2年20キロ級)
一回戦 ⚪️ 9 - 0 対 平田 翔空 選手(千代田ジュニア) 開始早々、柚人がタックルに飛び込みもつれながらもゴービハインド。不完全ながらガットレンチを極めて2点を追加。スタンドから再び柚人がタックルに入り、なんとかテイクダウンした後、ガットレンチを1回極める。さらにネルソンで抑え込んで追加点。さらにスタンドから片足タックルに入り、ゴービハインド。スタンドから再度、柚人が片足タックルに入るが、ポイントを取り切れぬまま試合終了。 二回戦 ⚫️ 0 - 4 対 日向 玲奈 選手(松戸ジュニア) 相手にがぶられた状態から返されて2失点。グラウンドでのアンクルホールドは凌いで無失点。スタンドから、柚人が片足タックルを仕掛けるも、距離が遠く、体が伸びてしまいゴービハインドできず。柚人が膝をついてタックルに入ろうとするところを逆にがぶられてバックに回られる。グラウンドの攻撃は守り切る。柚人が膝をついた状態からタックルを仕掛けるが、逆に返されてゴービハインドを許し、そのまま試合終了。
<コメント>
攻める気持ちがあるので、基本の形を身につければ一気に強くなると思います。
矢代 怜司(小学1~2年24キロ級)
一回戦 ⚪️ 11 - 0 対 林 奏汰 選手(邑楽ジュニア) 開始早々、怜司が正面タックルからそのまま抑え込んで3得点。組手から相手を崩してゴービハインドし、さらにカットレンチとネルソンで得点を重ねる。スタンドから、再び怜司が正面タックルを極め、そこから相手を抑え込んでテクニカルフォールが成立。 二回戦 ⚫️ 0 - 10 対 石川 颯斗 選手(下野サンダーキッズ) 組手争いから相手に片足タックルを極められてバックを許す。さらにそこからガットレンチを2回極められる。スタンドから怜司の安易な首投げを返されて、相手がゴービハインド。そこからアンクルホールドを連続して極められ、テクニカルフォールとなる。
<コメント>
気持ちは強いので、形が身につけば強くなると思います。防御の練習も…
植杉 飛彩(小学3~4年33キロ級)
一回戦 ⚪️ 10 - 0 対 小澤 咲楽 選手(山梨ジュニア) 組手から強引にがぶって、がぶり返しを極め、そこからタックル返しを極めてさらに2点を追加。飛彩のタックルは、相手にがぶられて得点にならず。スタンドから今度は飛彩ががぶってがぶり返しを仕掛けたが1回目は不発。執拗にがぶり返しを仕掛けて、なんとか相手を1回転させる。またしても相手のタックルを切って、がぶりからの強引ながぶり返しを極めるが2発目は不発となる。それでも執拗にがぶり返しを仕掛けて、強引に相手の体を回したところでテクニカルフォールが成立. 二回戦 ⚪️ 10 - 0 対 新家谷 倖和 選手(市川コシティ) 組手から左を差して首投げを極めてニアフォールに。一旦体勢を戻されたところから持ち上げてのガットレンチを仕掛けるも、足を取られて逆に返されそうになる。そこからがぶりの態勢に移行してゴービハインド。ガットレンチを極めた後、押さえ込みの体勢になるが場外に逃げられる。スタンドから飛彩が片足タックルを極め、そこからガットレンチを2回極めてテクニカルフォールとする。 準決勝 ⚫️ 2 - 5 対 小笠原 康晴 選手(松崎ジュニア) 開始早々から差して争いとなり、飛彩が引き落としてがぶりの体勢に。相手に肘を持たれ、なかなかゴービハインドできないままスタンドに。相手の片足タックルでバックを許す。グラウンドは守り切ってスタンドに。再び組手争いから片足タックルを相手に極められ1失点。グラウンドは守ってスタンドに。スタンドでは相手を引き落としてがぶりの体勢になるものの、なかなかゴービハインドさせてもらえずスタンドに。相手の片足タックルにカウンターでタックル返しを仕掛けたが、相手に乗られて2点を失う。スタンドから飛彩が強引に首投げを極めて2点返すも、相手に体を預けすぎて、相手がゴービハインド。そのまま試合終了となる。
<コメント>
力を利して強引に技を仕掛けていますが、タイミングとスピードのあるタックルを身につければ、得意のがぶり技がさらに生きると思います。 林 怜穏(小学5~6年51キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 塙 大佑 選手(水戸市レスリング) 組手争いから、怜穏がタックルを仕掛けたが、がぶられて逆に相手がゴービハインド。さらにそこからアンクルホールドを2回極められる。スタンドから、今度は怜穏が相手の片足を捉えたが、得点には至らずスタンドに。スタンドから相手に正面タックルを極められ、さらにリスクの体勢になって2失点。スタンドからがぶられて厳しく攻められるが、なんとか無失点で切り抜ける。組手から脇を潜られてバックを許し、ガットレンチを極められたところでテクニカルフォールとなる。
<コメント>
間違いなく地力がついてきているので、練習で中学生の胸を借りて厳しく追い込めば、もう一段階上に行けると思います。 星 拓海(小学5~6年65キロ超級)
一回戦 ⚫️ 0 - 9 対 植木 優斗 選手(さくら市少年) 序盤の組手争いで、差し手から後ろにひっくり返されてバックを許す。相手のガットレンチは守り切る。組手で相手にツーオンワンを極められ、拓海は顎が上がって攻め手なし。拓海がタックルを仕掛けるが、両膝をついてしまい相手にバックを許す。グラウンドの攻撃は守ってスタンドに。四つ組みから脇をくぐられバックを許し、さらにガッとレンチを1回極められる。スタンドから、再び拓海がタックルを試みるが、両膝をついてしまい、相手がゴービハインド。終了間際に浴びせ倒され2点を失って試合終了。
<コメント>
これまでずっとフォールで負けていた相手に最後まで戦うことができたのは、一歩前進です。攻撃力を身に付けることが課題。 矢代 華怜(小学5~6年女子34キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 11 対 小松 咲桜 選手(磯工ベアーズ) 開始早々から軽快な動きを見せるが、腕を取られていなされて相手にバックを許す。グラウンドの攻撃は凌いで無失点。華怜が透かしタックルを狙うが踏み込みが浅く相手にがぶられるも、粘りを見せたが、最終的に相手にバックを許し、粘りながらもそこからアンクルホールドを2回極められる。スタンドから、いなして相手の体勢を崩す場面もあったが、逆にカウンターで片足タックルを極められる。スタンドから、相手の正面タックルで2点を失い、さらにネルソンで返され押さえ込まれるが、なんとかフォールを免れたものの、テクニカルフォールとなる。
<コメント>
6年生での実質的な初の公式戦としては上出来の内容でした。周りのレベルに追いつくのは決して簡単ではありませんが、十分その可能性が感じられる試合でした。 林 叶望(小学5~6年女子41キロ級)
一回戦 ⚫️ 1 - 3 対 長井 美緒 選手(邑楽ジュニア) 首四つの状態で一進一退の攻防がしばらく続き、叶望が引き落としてがぶりの体勢になり、がぶり返しを仕掛けるが回すことができず、逆に相手に片足を取られる。もつれた状態で両者が倒れ、叶望が下になって抑え込みの体勢になり3点を失うが、必死に粘ってフォールは免れる。スタンドから組手争いの末に四つ組となり、試合が膠着。一旦離れて、今度は叶望が引き落としてがぶり、ゴービハインドに成功するも、グラウンドで加点できないまま試合終了。
<コメント>
地力が着いたと実感できる試合でした。攻撃の選択肢を増やすことが課題です。
石原 三四郎(中学男子53キロ級)
一回戦 ⚪️ 10 - 0 対 西島 太智 選手(松戸ジュニア) 開始早々に相手を引き落としてテイクダウンし、そこから一気にガットレンチを4回極めてテクニカルフォール勝ち。 二回戦 ⚪️ 10 - 0 対 酒向 韻 選手(松戸ジュニア) 一回戦と同じく、タックルでテイクダウンした後、一気にガットレンチを連続で極めてテクニカルフォール勝ち。 準決勝 ⚫️ 4 - 10 対 築比地 留偉 選手(邑楽ジュニア) 1ピリオド…序盤はお互い組手を譲らず一進一退の展開。先に相手に正面タックルを極められテイクダウンされて2点を失う。グラウンドの攻撃は凌いで、再びスタンドに。三四郎が透かしタックルを狙うも、相手にがぶられゴービハインドを許し、さらにそこからガッとレンチを2回極められる。伊1ピリオド終了間際の相手の片足タックルは、なんとか凌いだ。 1ピリオド…開始早々に三四郎の低い透かしタックルが極まってテイクダウンし2点を返す。ガッとレンチは回し切れずに場外に。スタンドから、相手の片足タックルはがあぶりで凌ぎ、再びスタンドに。三四郎の片足タックルが浅く、逆にがぶられて相手がゴービハインド。ガッとレンチとネルソンの組み合わせの猛攻はなんとか凌いだ。スタンドから、三四郎の片足タックルが極まりゴービハインド。アンクルホールドを必死に仕掛けたが極めることができず、スタンドになってそのまま試合終了。
<コメント>
小学生時代には一方的に負けていた相手にこの内容の試合ができたことは、日頃の努力の成果の表れだと思います。2ピリオドに見せたタックルは十分通用する武器だと思います。 林 天斗(中学男子59キロ級) 一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 清水 真人 選手(沼津レスリング) 開始早々、相手の圧力に押し倒されてバックを許す。さらにそこからガットレンチを1回極められる。天斗がタックルに入ったが、がぶりで凌がれ、もつれる中で今度は天斗ががぶる体勢になるが、動きが膠着してスタンドに。お互い一進一退の攻防の中、相手の鼻血で試合が中断。再開後早々に相手に正面タックルを極められ2失点。そこからアンクルホールドが2回極まってテクニカルフォールとなる。
<コメント>
普段は中学の部活動との両立でレスリングの練習不足であることは否めません。その中でこの内容の試合ができるのだから、レスリングに集中できれば強くなると思います。