8月21日(日)第3回東京都小中学生レスリング選手権大会
大森学園高校にて第3回東京都小中学生レスリング選手権大会が開催され、山中道場から3名の中学生が参加しました。(小学生は東京都限定のため参加できず。) 渡辺 大斗(38キロ級) 一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 木村 琉貴 選手(日工大駒場中) 開始早々に相手の片足タックルでゴービハインドを許す。そこから三回連続してガットレンチで回されて場外へ。スタンドから再び片足タックルを極められ試合終了。 敗者戦 ⚫️ 4 - 6 対 三田 陽彦 選手(日工大駒場中) 先に大斗がタックルを仕掛けたが、がぶりで粘られ、結局相手にゴービハインドを許す。相手のグラウンドの攻撃は凌いでスタンドに。再び大斗がタックルに入り、相手ががぶってゴービハインド。グラウンドは無失点。スタンドから相手の仕掛けた一本背負いは、すっぽ抜けたもののリスク・レスリングでスタンドに。そのまま試合は膠着して、0 - 4で1ピリオドが終了。 2ピリオドは、開始早々に大斗の片足タックルが極まってテイクダウン。グラウンドでは加点できず、スタンドに。相手が一本背負いを掛けて失敗したが、これもリスク・レスリングでスタンドになる。相手に一旦がぶられるが、大斗が巧く体勢を入れ替え、相手のタックルを切るような形でゴービハインドに成功し、同点(ラストポイントで大斗が優勢の状況)になって、残り35秒でスタンドに。ここで大斗の仕掛けたタックルを相手が切ってゴービハインドして相手が逆転。残り15秒でスタンドに。この後、大斗はタックルに入ることができないまま試合終了となる。 石原 三四郎(53キロ級) 一回戦 ⚫️ 0 - 4 対 森田 魁斗 選手(ハナサキジュニア) 組み手争いからお互いにタックルを仕掛けるも極まらないまま試合が膠着。相手のタックルをがぶりで組み止めたところで、三四郎にアクティビティ・タイムが課せられる。相手に正面タックルを極められてゴービハインドを許す。グラウンドは無失点でスタンドに。相手のハイクラッチ・タックルは、巧く捌いてテイクダウンを許さず。逆にカウンターの片足タックルに入ったところで1ピリオドが終了。 2ピリオドも、最初は一進一退ながら、相手が片足タックルを極めてゴービハインド。グラウンドは無失点のままスタンドに。三四郎が片足タックルに入ったが、相手はタックル返しで粘り、ゴービハインドに至らずスタンドに。再び、三四郎が片足タックルを極め、相手の後ろに回ったものの、相手の膝をマットに付けてコントロールする体勢に至らぬまま時間切れとなる。 二回戦 ⚫️ 0 - 10 対 島田 将伍 選手(BRAVE) 相手に脇を差され、強引な首投げを極められて4失点。相手のグラウンドの攻撃は凌いでスタンドに。 組み手争いから、相手は執拗に差し手を入れて攻撃を仕掛け、三四郎がこれを嫌うという展開が続く。結局、相手ががぶりの体勢からゴービハインドして2点追加。アンクルホールドの攻撃は凌いで無失点でスタンドに。再開直後に場外に向けて相手に正面タックルを極められ、これが4点タックルとなって試合終了。 林 天斗(59キロ級) 一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 品田 陽平 選手(日工大駒場中) 相手に片足タックルを極められゴービハインドを許す。さらに、そこからガットレンチで三回転させられスタンドに。今度は天斗がハイクラッチ・タックルに入ったが、ゴービハインドできずにスタンドに。再び、天斗が片足タックルに入ったが、相手に切られてゴービハインドを許し、テクニカルフォールとなる。 敗者戦 ⚫️ フォール 対 濱田 豊喜 選手(日工大駒場中) 開始早々、組み手から場外際で相手の掛けた掬い投げを小手投げで返して、天斗が2点を先制したかに見えたが、審判が協議の結果、天斗の足が先に出たという判定で天斗の1失点となる。天斗が片足タックルを仕掛けたが、極まらず。天斗が安易に入ったタックルを相手ががぶりで組み止め、そこから海老固めにされてフォール負け。
【講評】
スタンド・グラウンドともに防御の甘さが目立ちました。普段の練習で、お互いにもっと厳しい攻撃と防御を意識して取り組む必要があると感じました。
試合終了後、応援の小学生とともに記念撮影