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6月10日(金)〜12日(日)全国中学生レスリング選手権大会


6月10日(金)から6月12日(日)まで、水戸市民体育館で第42回沼尻直杯全国中学生レスリング選手権大会が開催され、山中道場からは4名の選手が参加しました。

高場 大和(47キロ級・2年)

一回戦 ⚫️ 対 フォール(2分50秒)山賀 秀 選手(新潟県・2年)

大和が片足タックルを仕掛けたが取りきれずにスタンドに。今度は、相手の出てくるところをがぶる体勢になってバックを狙ったが、肘を捕らえられてバックに回れずスタンドに。ここで大和が消極的と見做されて、30秒間のアクティビティ・タイムが課せられる。相手の片足タックルを大和が凌いで、がぶりから四つ組みの体勢になって振りほどく。大和が正面タックルを仕掛けたが、切られたところで30秒が経過し、大和にコーション(警告)がつき、相手に1点が入る。その後は、お互いに固い組み手からタックルを試みるが、いずれも届かず試合は膠着。相手の正面タックルが極まり、大和が2失点。さらにグラウンドの攻撃で押し出されるようにして場外へ。ここで1ピリオドが終了

2ピリオドは、開始早々からお互いに組み合って膠着状態が続く。一旦離れて、大和が正面タックルに入ったが、脇を差され、そのまま返されて抑え込まれてフォール負け。

石原 三四郎(47キロ級・2年)

無効試合 2 - 0 対 木村 泰洋 選手(福岡県・2年)

開始早々から三四郎が片足タックルを狙い、相手ががぶってこの攻撃を凌ぐ。スタンドから今度は相手が片足タックルを試みるが、三四郎がこれを切る。再び、スタンドから三四郎が片足タックルを仕掛け、しっかり引きつけながら相手のバックに回ることに成功し、2点を先制。グラウンドでは得点できず、スタンドに。相手がハイクラッチ・タックルを仕掛け、三四郎が体重をかけながら、相手の足首を捕らえて何とか凌ぎスタンドに。今度は、三四郎がハイクラッチ・タックルに入るが、相手がうまくタックル返しの体勢に持ち込み、三四郎も必死に堪えて無得点の状態で1ピリオドが終了。

2ピリオドは、序盤はお互いに相手の様子を伺いながら、タックルを狙って飛び込んできた相手を躱して、三四郎ががぶりの体勢からバックを狙ったが、相手も三四郎の肘を捕らえて膠着しスタンドに。今度は、三四郎が片足タックルに入って前に出るが、相手も体重をかけてこれを切り無得点。この後、組み手争いから両者が1本ずつタックルを試みるが失敗し、三四郎の二度目の片足タッックルも相手が体重をかけてこれを切りスタンドに。

ここでジャッジからの指摘で対戦相手が間違っていたことが判明し、無効試合として試合終了。

一回戦 ⚪️ 0 - 10(0分22秒)対 澤口 未来路 選手(茨城県・2年)

無効試合から15分の休憩をあけて、本来の対戦相手との試合が始まった。開始早々から三四郎が正面タックルを極めて2点を先制。そこから3回連続ガットレンチを極めて8 - 0に。スタンドから三四郎がハイクラッチ・タックルを極めて2点を追加しテクニカルフォールとした。

二回戦 ⚫️ 0 - 10(2分18秒)対 芹沢 雄生 選手(大阪府・2年)

試合早々から速い動きの展開。相手の透かしタックルに対して三四郎もタックル返しの体勢で粘ったが結局バックを許し2失点。その後のアンクルホールドとガットレンチの攻撃は必死に守って無失点。スタンドから、今度は相手の素速い片足タッックルにバックを許して2失点。グラウンドの攻撃は守りきってスタンドに。今度は、三四郎が飛び込んで相手の片足を捕まえたが、固い守りでバックに回ることはできず。スタンドから、再び三四郎が正面タックルを試みるが、うまくがぶられて相手にバックを許す。ガットレンチとアンクルホールドが掛からないと考えた相手は腕取り固めで攻めてくるが、腕がすっぽ抜けてスタンドに。今度は、相手が正面タックルを仕掛け、三四郎が体重をかけてこれを凌いでスタンドに。さらに、相手が正面タックルから飛行機投げの体勢に展開して三四郎がバックを取られたところで1ピリオド終了。この時点で0 - 8。

2ピリオドは、開始早々にタックルを極められ2点を失い、テクニカルフォール負け。

林 天斗(53キロ級・2年)

一回戦 ⚫️ 0 - 10 (0分26秒)対 田中 宙 選手(千葉県・3年)

開始早々に豪快な4点タックルを極められる。スタンドから再びタックルを極められ、さらにガットレンチで回されて0 - 8。スタンドから再び正面タックルを極められ2点が加えられ、試合終了。

横須賀 快(59キロ級・3年)

一回戦 ⚪️ 13 - 6 対 今野 駿輔 選手(秋田県・1年)

快が右を差して首投げを仕掛け、相手がすくい投げで応戦し、投げの打ち合いになるが、最後は相手がバックをとり2失点。グラウンドの攻撃は凌いでスタンドに。組み手争いから、快が片足タックルを仕掛け、そのまま場外で倒して2点獲得し同点に。そのまま展開なく1ピリオドが終了。

2ピリオドは、四つ組みから外無双で相手の体勢を崩し、場外でテイクダウンして2点獲得。スタンドから、今度は相手が片足タックルを仕掛け、場外で倒されて2失点。マットに戻って試合再開後、相手がハイクラッチ・タックルに入り、快が相手の足首を捕らえてこれを防御。そのまま相手を海老固めのような体勢にして2点獲得するも、そこからバックに回られて2失点。スタンドになり、再び相手がハイクラッチ・タックルで前に出てくるところを、場外際でタックル返しを極めて快が4点獲得。相手が負傷して一時試合が中断。この時点で相手がチャレンジをするも認められず快に1点が追加される。試合再開後、負けている相手が強引な首投げを仕掛けにくるところを躱してバックを取って2点を加え、スタンド後もう一度相手の首投げを躱したところで試合終了。

二回戦 ⚫️ フォール(0分18秒) 対 鈴木 大樹 選手(神奈川県・2年)

開始早々に右差しから内掛けを仕掛けたが、逆に倒されてそのままフォール。

<総評>

平成25年の大会で西元 大賀(現高校3年)が白星を挙げて以来丸2年間全中大会では勝ち星に恵まれませんでしたが、今大会は通算で2.5勝4敗と山中道場としては善戦だったといえる大会でした。快にとっては、最後の全中大会ということで階級もぎりぎりの59キロ級に参戦し、計量前も500グラム超過の状態で、計量直前に走って体重を落として試合に臨み、全国大会での初勝利を手に入れました。

三四郎は、無効試合となった試合でも良い動きを見せ、さらに負けた二回戦でもグラウンドは無失点で切り抜けるなど、成長の感じられる試合内容でした。

しかしながら、準決勝・決勝の各階級の試合を見ていると、非常に高い水準の内容であり、来年、我々がここまで勝ち残るためには、相当の努力が必要だと思います。でも、不可能だと思ってしまったら、そこで終了。僅かでも可能性があると信じて、努力をしたいと思います。

快はこれから高校受験の準備に入るため、中学生の主将は快から大和に交代することになりました。今回2勝挙げたことを契機として、全国大会で勝てるチームを目指し、意識も新たに、日々の練習に取り組んでくれることを期待します。

今回は、道場の小学生もたくさん応援に駆けつけてくれました。6年生にとっては、来年は出場する大会。全国クラスのレベルの高さを改めて実感し、7月の全国大会、そして来年の全中大会に向けて、気合のこもった練習をして欲しいと思います。

前日計量の様子

試合終了後、応援に来てくれた小学生たちと一緒に記念撮影

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