3月20日(日)おおまま大会
群馬県みどり市のみどり市民体育館にて第21回少年少女レスリング『おおまま大会』が開催され、山中道場から10名の選手が参加しました。
植杉 飛彩(小学1・2年33キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 松井 礼士 選手(おおたスポーツアカデミー)
開始早々から片足タックルに入られ、テイクダウンからガッツレンチで回される。再び相手の正面タックルをがぶりで凌ごうとしたが、結局ゴービハインドを許し、そこからガッツレンチを連続で極められてテクニカルフォール負け。
塚本 大悟(小学3・4年男子29キロ級)
一回戦 ⚪️ 8 - 0 対 徳江 星雫 選手(邑楽ジュニアレスリング)
開始早々、正面タックルからゴービハインドし、さらにガッツレンチを極める。中盤の攻防では、落とされてバックに回られそうになるが、素早く反応して逆にゴービハインドに成功。終盤には、がぶりからゴービハインドし、アンクルホールドで2回転。
二回戦 ⚫️ 0 - 10 対 山鹿 辰士 選手(GOLDEN STARレスリング)
開始早々から強烈な正面タックルを連続して極められ、背中らから落ちて4失点。相手の片足タックルは一旦凌いでがぶりの体勢になるも、切り返されてバックに回られる。片足タックルからゴービハインドで1失点。さらに、相手の正面タックルを抱えてしまい2失点。最後は首投げの体勢からニアフォールとなり試合終了。
林 叶望(小学3・4年女子36キロ超級)
一回戦 ⚪️ 5 - 0 対 大内 真美 選手(ひたちなか市レスリング)
開始早々にハイクラッチタックルを極め、そこからガッツレンチを2回極める。その後も、得点にはならなかったが、試合終了まで、タックルに入り続け、相手に攻撃をさせることなく試合終了。
準決勝 ⚫️ 2 - 9 対 鹿児島 瑠夏 選手(足利ミニレス)
叶望が仕掛けたハイクラッチ・タックルを切られて1失点。再び、叶望がハイクラッチ・タックルを仕掛けるも、あと一歩の所でスタンドに。さらに、叶望がハイクラッチ・タックルを仕掛けたが、切られて1失点。もう一度タックルを切られるが、しっかり相手の足をクラッチして耐えた。叶望の仕掛けたタックルを躱され、バックに回られ、ネルソンでニアフォールになったところで1ピリオド終了。(準決勝から2ピリオド制)2ピリオドも開始早々に叶望がハイクラッチ・タックルに入り、レッグホールドで返されながらも、相手を抑えて2得点。叶望のタックルを切られてがぶられたところから、ゴービハインドを許す。試合終了まで、タックルに入り続けた好試合だった。
⭐️3位入賞
植杉 瑛州(小学5・6年男子33キロ級)
一回戦 ⚪️ フォール 対 池田 力矢 選手(足利ミニレス)
開始早々の組み手争いから、相手の横について崩し、そこから一気にエビ固めに持ち込んでフォール勝ち。
二回戦 ⚫️ フォール 対 高野 航成 選手(パラエストラ・チーム・リバーサル)
最初にタックルを仕掛けたのは瑛州。四つ組みに組みとめられたところから横に回られゴービハインドを許す。そこから粘ったが、結局ガッツレンチを2回極められる。再び、瑛州がタックルに入ったが、タックル返し気味に押し返され、そこから強引な首投げを受けてフォール負けとなった。
梶 広夢(小学5・6年男子42キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 11 対 本橋 知大 選手(下野サンダーキッズ)
正面からの2点タックル、持ち上げタックル、さらに正面から2点タックルを連続して受ける。その後、広夢も片足タックルに入り、もう一歩のところまでいくもゴービハインドできず。逆に相手にバックを取られて、そこからガッツレンチを2回極められて試合終了。
林 怜穏(小学5・6年男子48キロ級)
一回戦 ⚫️ フォール 対 大塚 誌郎 選手(ワセダクラブ)
がぶられて、ゴービハインドを許し1失点。相手のネルソンがすっぽ抜けたところをバックに回って同点に。そこからガッツレンチを2回極めて4点追加。ハイクラッチ・タックルからゴービハインド。さらにガッツレンチを2回極めて、この時点で10-1と、あと1点でテクニカルフォールというところまで追い詰める。スタンドから相手は明らかに投げ狙いの体勢。まんまと一本背負いを極められ、そのまま逆転フォール負け(> <)
星 拓海(小学5・6年男子55キロ超級)
一回戦 ⚫️ フォール 対 滝田 康貴 選手(大子ジュニアレスリング)
開始早々から相手に圧力を掛ける。相手の首投げを返して押さえ込むもハイブリッジでストップとなりフォールできず。さらに相手を潰したが、ゴービハインドはできずスタンドに。相手の片足タックルを機敏に躱して潰したが、やはりゴービハインドには至らず。拓海がパンサータックルを仕掛けたが、場外となり得点ならず。その後、相手の首投げを受けて、そのままフォールされてしまった。(@ @)
木藤 やわら(小学5・6年女子32キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 8 対 佐々木 里菜 選手(GOLDEN STARレスリング)
開始早々からやわらがどんどん前に出るも、躱されてがぶりからバックに回られる。相手の厳しいグラウンドの攻めは凌ぎきる。スタンドから、再びやわらが前に出て、相手が下がりながらも躱してゴービハインド。その後のガッツレンチは防ぎきった。相手の正面タックルは、耐えて場外へ。やわらの仕掛けたタックルは、タックル返し気味に押し返されて、バックを許す。ここからガッツレンチを1回極められる。スタンドからやわらがタックルを仕掛け、躱されて相手がゴービハインド。さらにガッツレンチで1回転。最後は、やわらががぶりの体勢になるが、がぶり返しは極められず、試合終了。
石原 三四郎(中学生男子47キロ級)
一回戦 ⚫️ 1 - 4 対 加賀田 柊生 選手(GOLD KID'S)
序盤の攻防の中、先に三四郎が高速のハイクラッチ・タックルに入ったが、手を持ち替える前に相手のレッグホールドを受けて2失点。スタンドの組み手争いから、相手にがぶられるが、ゴービハインドは許さず。1ピリオド終了直前に片足タックルから三四郎がゴービハインド。一旦は2点が加算されたが、相手セコンドからチャレンジがあり、審判団が協議の結果、タイムアップで得点は認められず。2ピリオドは、序盤から一進一退の展開。三四郎のハイクラッチ・タックルをレッグホールドで躱され、ゴービハインドして相手が2点追加。スタンドから三四郎が片足タックルを仕掛けるが得点にはならず。相手の消極性に対してコーションが付き、三四郎に1点が入ったところで試合終了となった。
林 天斗(中学生男子59キロ級)
一回戦 ⚫️ 5 - 10 対 後藤 遼介 選手(若葉レスリングクラブ)
1ピリオド、開始早々に相手のタックルを受け2失点。さらにアンクルホールドを1回極められる。2回転は場外に逃れた。相手の執拗ながぶりを再三粘るも最終的にゴービハインドを許す。天斗の仕掛けるタックルは、踏み込みがなく中途半端な状態で、相手の拙攻に助けられる形でスタンドとなる。ハイクラッチ・タックルから何とがテイクダウンして、ようやく2点を返す。2ピリオドは、相手のタックルをレッグホールドで凌ぎ、場外際で縺れながらも首投げの形に持ち込んで、抑え込んだが、場外となりフォールできず、2点追加のみ。さらに、ハイクラッチ・タックルから相手を場外に出して1点を加え、この時点で1点差まで追い上げる。何の崩しもなく入ったハイクラッチ・タックルは、難なく躱されて、相手が2点追加。天斗の鼻血で一旦中断した後、相手の片足タックルをレッグホールドで返そうとするが、返すことができないままスタンドに。中途半端なタックルをがぶられ、場外際で掬い投げの形で返されて2失点。終了間際に天斗がタックルに入ったところで試合終了。
【感想】
全体として、前に出て、先に仕掛けるという姿勢が印象的だった。結果的には、勝ち星には恵まれなかったが、今学年最後の大会として、次の学年に期待のつながる好内容の試合が多かったと思う。圧倒的に勝っていながらの逆転フォール負けした二試合は、何とも勿体なかった。