1月23日(土)少年少女レスリング東京選手権および1月24日(日)全日本マスターズ選手権
1月23日(土)国立オリンピック記念青少年総合センター大体育室にて第24回少年少女レスリング東京選手権大会、翌24日(日)には同じ会場で第15回全日本マスターズレスリング選手権大会が開催されました。
山中道場からは、東京選手権に8名の小学生とマスターズ選手権に3名の社会人が参加しました。
<東京選手権>
植杉 飛彩(小学1〜2年30キロ級)
一回戦 ⚪️ 11 - 0 対 林 璃希 選手(木口道場)
開始早々から首投げ、がぶり返し、エビ固め、タックル、ガッツレンチと連続して技を繰り出しテクニカルフォール勝ち
二回戦 ⚪️ 6 - 0 対 杉山 壱平 選手(パラエストラ)
両足タックルでテイクダウン、そこからアンクルホールドを仕掛けたが場外の判定。さらに、相手のタックルを切ってからのがぶり返しが極まる。再びスタンドから相手のタックルを切ってがぶり返しを極めて加点。最後に、もう一度相手のタックルを切って、ゴービハインドして試合終了。
準決勝 ⚪️ 5 - 0 対 浅野 称志 選手(逗子キッズ)
組手から左の差し手を掬うようにしてゴービハインド。相手が強引に前に出てくるところでカウンターの首投げを極める。がぶりから引き落としてゴービハインドしたところで試合終了。
決 勝 ⚫️ 3 - 4 対 池田 吏 選手(BRAVE)
首投げを仕掛けるが耐えられてバックを許す。再び組手から首投げを仕掛けるも同じく耐えられてバックに回られる。スタンドから再び首投げを仕掛けたが、またもや耐えられて失点。ここでセコンドから「クラッチを組んで投げを仕掛けるよう」指示し、今度は見事に首投げから押さえ込みが極まって同点に。残り2秒で相手のタックルを受けて1失点して試合終了。
⭐️準優勝
塚本 大悟(小学3〜4年28キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 4 対 石井 貫太 選手(MATSUDO)
組手からがぶられ、バックを許し、そこからガッツレンチで回される。今度が大悟ががぶりの体勢になるもゴービハインドできず。相手の片足タックルからバックを取られて失点。その後は相手のタックルを凌いだものの攻撃できずに試合終了。
植杉 瑛州(小学5〜6年30キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 1(延長) 対 日向 優斗 選手(MATSUDO)
開始早々の相手のタックルは、軽やかな身の捌きで無失点で切り抜ける。相手の二度目の片足タックルも巧く重心を預けて無失点。一進一退の攻防の後、相手の三度目のタックルもがぶって止めるが、逆に肘を持たれて瑛州もゴービハインドできず。スタンドから、相手のタックルを潰してがぶりの体勢になり、素早くバックを狙ったが、間一髪で躱されて無得点。組手から相手の頭を落としてがぶりの体勢になったところで3分経過し、延長戦へ。組み際で相手に体を躱されバックに回られ粘った末に、テイクダウンされて試合終了。
梶 広夢(小学5〜6年42キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 10 対 本荘 拓真 選手(関宿クラブ)
相手のタックルを切って、がぶりの体勢になるが、ゴービハインドできず。逆に、広夢が片足タックルを仕掛けるも、潰されてバックを許す。さらにそこからアンクルホールドで2回転。相手の片足タックルをで背中から落ち、さらにニアフォールの体勢になったところでテクニカルフォール負けとなった。
林 怜穏(小学5〜6年49キロ級)
一回戦 ⚪️ 不戦勝
準決勝 ⚫️ 0 - 11 伊藤 大輝 選手(AACC)
先に怜穏がタックルに入ったが、切られて返される。再び、スタンドから手先だけで入ったタックルを切られて返される。相手のグラウンドの攻撃は、匍匐で動いて凌いだ。スタンドから、飛び込んだタックルは切られ、バックに回られた後、アンクルホールドで一回転。スタンドから再び頭を下げて飛び込んだタックルを切られてバックを取られる。スタンドからがぶられて、ゴービハインドされ、アンクルホールドで回さ亜れたところでテクニカルフォールとなった。
⭐️三位入賞
星 拓海(小学5〜6年54キロ超級)
一回戦 ⚫️ フォール 対 風間 陽人 選手(野田クラブ)
差し手争いの中、相手に双差しを許して、横捨て身に投げられる。押さえ込まれるもブリッジでフォールを免れる。差し手争いから相手十分の右四つ組みとめられ、苦し紛れの首投げがすっぽ抜けてバックを許し、そこからガッツレンチで2失点。スタンドから再び双差しを許し、掬い投げで倒されて、そのままフォール負け。
林 叶望(小学3〜4年36キロ級)
一回戦 ⚫️ フォール 対 太田 早也香 選手(和光クラブ)
序盤は相手のタックルを凌いだが、結局正面タックルでテイクダウンされ、そこからガッツレンチを2回極められる。さらに片足タックルから抑え込まれてニアフォール。ブリッジで逃れたが、再び片足タックルから抑え込まれて、今度はフォールされた。
木藤 やわら(小学5〜6年33キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 9 対 丸橋 杏 選手(FFC)
がぶりから引き落とされてバックを許す。相手の正面タックルは、相手の足首を持って凌いだ。スタンドから再び正面タックルを受け、今度はテイクダウンされる。スタンドから、再び正面タックルで2回テイクダウンされ、変則のアンクルホールドで2失点。最後の相手のタックルは凌いだものの試合終了となる。
総評
飛彩以外の選手は、確実に得点できるという技を持っていなかったのが大きな敗因だと思います。
①確実に得点できる得意技を習得する
②得意技の種類を増やして、いろいろな試合展開に対応できるようにする
③得意技を極めるための手順(組手、崩しなど)を研究する
という目的を意識して、練習に取り組む姿勢を見直す必要があると感じました。
<マスターズ選手権大会>
渡辺 由之(フレッシュマンズ30〜45歳55キロ級)
準決勝 ⚪️ 10 - 4 (2P) 対 大舘 一樹 選手(高田道場福岡)
場外際で浴せ倒しが極まって4点を先制。さらに、相手の掬い投げを浴びせるように押し倒してテイクダウン。相手のがぶりを下から押し上げて崩してバックに回る。1ピリオド終了時点で8-0とリード。2P終盤に自爆気味のがぶり返しを仕掛け、あわやフォール負けという場面があったものの、何とか逃げ切って勝利。
決 勝 ⚫️ 1 - 1L (2P) 対 馬渡 重信 選手(四日市レスリング)
試合開始からお互いに組み合ったまま試合が膠着。最初に相手のアクティブタイムとなり、得点が入らずコーション+1点を獲得。2ピリオドに入っても試合は膠着状態で、今度はこちらのアクティブタイムとなり、点を取ることができず相手にコーション+1点を献上。そのまま試合終了となり、ラストポイントを取った相手の勝ちとなった。
⭐️準優勝
大塚 俊彦(マスターズ61〜65歳85キロ級)
決 勝 ⚫️ フォール 対 押田 博之 選手(木口道場)
正面タックルを受け、そのまま抑え込まれてフォール。
⭐️準優勝
木藤 達哉(マスターズ51〜55歳85キロ級)
決 勝 ⚪️ 6 - 4 対 河本 勲 選手(綾華)
タックルのフェイントで相手が体勢を崩したところでゴービハインド。このとき、相手の肘が鼻に当って出血し治療のため一時試合が中断。試合再開後、組手争いの中、場外際で一本背負いを受けて4失点。そのまま1ピリオドは2-4で終了。2ピリオド中盤に、相手の巻投げを堪えて、バックに回って同点とするも、この時点ではビックポイントで相手が有利な状況。ここで相手が鼻から出血して再び試合が中断。試合再開後、組手から相手を場外に出すも、押し出しという判定で得点にならず。終了間際にタックルでテイクダウンをとり、そのまま試合終了となった。
⭐️優勝
試合終了後に記念撮影
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