11月15日(日)第11回上武洋次郎杯邑楽町少年少女レスリング大会
群馬県邑楽町の邑楽町民体育館で第11回上武洋次郎杯邑楽町少年少女レスリング大会が開催され、はんのう山中道場からは14名の選手が参加しました。
植杉 飛彩(小学1〜2年28キロ級)
一回戦 ⚪️ 11 - 0 対 森 悠将 選手(足利ミニレスクラブ)
得意のがぶり返しが炸裂
二回戦 ⚫️ 4 - 5(延長)対 花井 颯介 選手(下野サンダーキッズレスリング)
がぶり返しを二連続でかけようとするも、二回目は相手を返すことができず。
延長に入っても「がぶり返し」に拘泥しすぎて自滅。
がぶりからバックに回ろうとすれば十分勝機のある試合。
本人にとっては良い勉強になったと思います。
塚本 大悟(小学3〜4年28キロ級)
一回戦 ⚪️ 4 - 0 対 蓮見 真帆 選手(ひたちなかレスリングクラブ)
タックルとがぶりで快勝。
二回戦 ⚪️ 11 - 0 対 青山 望 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
正面タックルで得点を重ねて勝利。
三回戦 ⚫️ 0 - 11 対 佐藤 拓磨 選手(沼津レスリングクラブ)
相手の高速タックルを予想して、差し手からの片足タックルを狙う戦法で臨みましたが、相手のタックルの速さに対応できず。
植杉 瑛州(小学5〜6年30キロ級)
一回戦 ⚪️ 10 - 0 対 小山 尭俊 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
がぶりからバックをとってアンクルホールドで得点を重ねた。
二回戦 ⚫️ 2 - 4 対 石橋 篤弥 選手(松戸ジュニアレスリングクラブ)
首投げを返される形で相手に投げられて3失点。さらに、片足からバックを取られて1失点。終盤にエビ固めで押さえ込めそうになるが、相手に逃げられてしまい惜敗。
梶 広夢(5〜6年45キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 4 対 森川 海斗 選手(沼津レスリングクラブ)
練習を重ねてきた片足タックルを再三試みるも、取り切ることができず。
林 怜穏(5〜6年51キロ級) 三位入賞
一回戦 ⚪️ 2 - 0 対 高橋 黎 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
片足タックルからのバックと相手のタックルを切ってのバックの2点のみで勝利。
もう少し攻撃が欲しいところ。
準決勝 ⚫️ フォール 対 佐々木 駿 選手(ひたちなかレスリングクラブ)
序盤から消極的な試合展開で、頭を落とされ、がぶり返しからエビ固めを極められてフォール負け。
星 拓海(5〜6年51キロ超級)
一回戦 ⚫️ フォール 対 松田 光希 選手(市川コシティクラブ)
組手から先に一本背負いを仕掛けたが失敗。そのままネルソンで返されてフォール負け。
林 叶望(3〜4年39キロ級)
一回戦 ⚪️ フォール 対 奥田 南桜 選手(柏レスリングクラブ)
先に相手にがぶられるも、逆に相手をがぶって、がぶり返しから押さえ込んでフォール勝ち。
二回戦 ⚪️ 6 - 2 対 星野 湊太郎 選手(大間々レスリングクラブ)
がぶり返しで得点を重ねる。
三回戦 ⚫️ フォール 対 堀地 健太 選手(TEAMドンキホーテ)
がぶりから引き落とされ、そのままエビ固めでフォール負け。
木藤 やわら(5〜6年女子30キロ級) 準優勝
一回戦 ⚪️ 8 - 0 対 小田 実祈 選手(足利ミニレスクラブ)
ガッツレンチで得点を重ねて快勝。
準決勝 ⚪️ フォール 対 黒崎 日香莉 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
がぶり返しからエビ固めでフォール勝ち
決 勝 ⚫️ 0 - 11 対 田口 刹奈 選手(館林ジュニアレスリングクラブ)
速さのない中途半端なタックルを返されて失点。同じ展開を繰り返してのテクニカルフォール負け。
気迫で負けていた。
高場 大和(中学生男子41キロ級)
一回戦 ⚪️ 10 - 0(1P) 対 石橋 豊 選手(水戸市レスリングクラブ)
ガッツレンチを連続してテクニカルフォール勝ち。
二回戦 ⚫️ 1 - 7 対 高橋 一輝 選手(千代田ジュニアレスリングクラブ)
1Pは、相手の片足タックルを凌ぐという展開の繰り返しで、アクティブタイムを課せられ1失点。終盤にバックに回られて2失点。2Pは、タックルからの場外ポイントで1点を返すも、がぶりからバックを取られてさらに失点。
石原 三四郎(中学生男子47キロ級) 三位入賞
一回戦 ⚪️ 3 - 2 対 高橋 亮太 選手(ひたちなかレスリングクラブ)
1Pは、タックルから場外ポイントを得て三四郎が先制するも、それ以降に大きな技の展開なし。2Pは相手のタックルを受けて逆転を許すも、終了間際に正面タックルが極まって逆転勝ち。本来のタックルで最後に得点することができ、スランプ脱出のきっかけを掴んだ。
二回戦 ⚪️ 6 - 2 対 清水 聖矢 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
準決勝 ⚫️ 0 - 11 対 佐々木 風雅 選手(野田市木間ケ瀬中学校)
ツーオンワンから体勢を崩されバックを許し、そこからガッツレンチを連続して極められ1P終了時点で0-9。2Pは、差し手からの片足タックルを狙ったが、逆にバックを取られてテクニカルフォール負け。
工藤 洋斗(中学生男子52キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 10(1P) 対 西澤 祐輔 選手(取手レスリングクラブ)
1Pにがぶり返しを2連続で極められる。その後、良い形で正面タックルに入ったが、勢いが足りず、逆にタックル返しを受け、さらにそこからガッツレンチで2回転してテクニカルフォール負け。
林 天斗(中学生男子52キロ級)
一回戦 ⚫️ フォール(1P) 対 奥田 柊王 選手(柏レスリングクラブ)
正面タックルからそのまま抑え込まれてフォール負け。再三練習したレッグホールドも仕掛けることなく、消極的な印象が残った。
横須賀 快(中学生男子58キロ級)
一回戦 ⚫️ 0 - 10(1P) 対 谷津 龍斗 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
タックルを切られ場外に押し倒されて2失点。双差しになるも逆に相手に投げられて4失点。首投げが極まりそうになるが、得点にはならず。最後は、豪快な4点タックルを極められてテクニカルフォール負け。
奥村 優貴(中学生男子58キロ級)
一回戦 ⚪️ 10 - 0(1P) 対 野口 廉 選手(水戸市レスリングクラブ)
片足タックル、相手を崩してのバック、最後は正面タックルからガッツレンチを3連続で極めてテクニカルフォール勝ち。
二回戦 ⚫️ フォール(2P) 対 谷津 龍斗 選手(邑楽ジュニアレスリングクラブ)
序盤から一進一退の攻防。先にアクティブタイムを課されて1失点して1P終了。2Pは、序盤に場外際で倒されて2失点。相手をがぶったところで慌ててかけた「がぶり返し」を上から押さえ込まれてフォール負け。勿体無い試合展開だった。
【総評】
選手一人ひとりは確実に強くなっているように思います。特に、勝った試合では正面タックルとがぶり返しがよく極まりました。一方で、試合運びの不味さから、勝てる試合を落とす場面もあり、よい勉強になったと思います。また、闘争心に欠け、最初から消極的な展開となった試合もあり、精神面の課題もあるように感じました。